テクノロジーを学ぶ

保険会社員に告ぐ!第2水曜の夜は大手町に行くべき

みなさんは、“InsurTech Startup Meetup”をご存知でしょうか?

「InsurTech(インシュアテック)」とは、保険(Insurance)とテクノロジー(technology)を掛け合わせた造語で、テクノロジーの導入によって保険業界における革新的なサービスをもたらすもののこと。

そして、「Meetup(ミートアップ)」とは、非公式のイベントまたは集まりのことを指します。

つまり、保険業界の最新情報に触れ、同業種の方たちとの交流もできるイベントが“InsurTech Startup Meetup”なのです。

このイベントは、昨年から大手町にあるFINOLABという会社のイベントスペースで定期的に開催されています。

毎月第2水曜日の19時から2時間に渡って行われる講演会&オフ会のようなもので、前半1時間は登壇者によるパネルディスカッション、後半は、お酒を飲みながら名刺交換・歓談もできてしまいます。

毎回、会社帰りの保険会社員やIT企業の方が参加されていて、参加している方の年齢層は幅広く20代から50代くらい(主に男性)。

参加料金は、1,000円くらい。

私は今年から参加するようになりましたが、毎回多くの刺激をもらっているのでオススメです。

昨日3/13(水)は、「顧客体験」というテーマで開催。

この日は3月という年度末の忙しい時期にも関わらず、会場には100名もの人たちが集まっていました。

登壇者は、LINE Financial株式会社・堀江泰夫さん、エヌエヌ生命保険会社の執行役員CXO・信岡良彦さん、株式会社FOLIOの共同創業者CDO・広野萌さんの3名。

そして、株式会社hokan代表取締役社長COO・尾花政篤さんがパネルディスカッションの進行をつとめ、顧客体験向上の重要性と施策・保険業界における課題・起業における苦労・ビジネスのウラ話…なんかを聴くことができました。

保険業界の大きな課題に、真正面から向き合う人たち

私が特に印象に残ったのは、エヌエヌ生命の信岡さんのお話。

エヌエヌ生命と言えば、法人マーケットに特化した生命保険会社です。

先月2月14日に金融庁からのお達しがあり、節税保険が売り止めになった影響をかなり受けているはずです。世に言う“バレンタインショック”というやつですね。

そんな信岡さんも「元気に頑張っております」と冒頭の挨拶で笑いを誘いながらも、保険は分かりづらい・めんどくさい・時間がかかる・なんかウザい…といった現状の課題に対して真正面から向き合い、保険業界を変えようとしているお話を聴くことができました。

例えば、保険会社によっては契約するために7・8枚もの書類を手交したり、現状の仕組みでは保険契約をしている法人の社長が亡くなってから保険金が支払われるまで2か月ほど時間がかかったり…といった課題に触れ、解決の道を探ってきたと言います。

たしかにこれらの不満は、どんなに顧客想いであっても、現場の社員や保険代理店にはどうしようもない問題です。

しかし、信岡さんのお話を聴き、保険業界にはこんな大きな課題に真正面から向き合っているトップたちがいるのか!とリアルに実感し、とても勇気をもらうことができました。

もはや保険は、保険業界の人だけのモノではない

エヌエヌ生命の信岡さんに加え、他の2人の登壇者のお話もとても興味深いものでした。

7,900万人ものユーザーを持つLINEがなぜ保険事業を行うのか?その理由について語っていたLINEの堀江さん。

そして、これまでに開発したアプリが天才的におもしろく会場を爆笑に誘ったFOLIOの広野さんなど、前半1時間のパネルディスカッションだけでもとても刺激を受けるものでした。

このお2人のお話も然りですが、毎回私がこのセミナーに参加して実感することは“もはや保険は、保険業界の人のものだけではない”ということです。

保険業界の最前線では、様々な野心を持ったビジネスマンがたくさん存在し、古いレガシーや法律の壁を少しずつ乗り越えようとしています。

自分自身がそうであったように、保険会社・保険会社のグループ会社・保険代理店の中には、目の前の業務や課題に忙殺されている人も多いはず。

忙殺されるならまだましだけど、保険会社というホワイト体質な環境に甘え、会社が与えた仕事だけをこなし、何も考えていない従業員だっているのではないでしょうか。

たしかに保険会社なら、会社の命令にさえ従っていれば、今の時代でも定年まで働けて退職金ももらえるかもしれません。

しかし、こういう人たちは、保険業界の片隅で、いま何が起きているかを知りません。

他業種に比べると、現場では縦のつながりばかりが重視され、業界内における横のつながりが薄いと実感するこの保険業界。

その片隅では、様々なビジネスの天才たちがテクノロジーの力を活用しながら、顧客を想い、確実に業界を変えようとしているのです。

そのことを知ると、自分が担当している業務や知っている世界など保険業界のほんの一部でしかない…ということに誰もが気づくはずです。

そして、私の場合は、自分が担う業務の領域についてさらに専門性を高めて業界に貢献していこう!と、あらためて思うことができました。

保険会社員や保険業界で働く人たちは、ぜひ一度、第2水曜に大手町に行き刺激をもらうことをオススメします。

 

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