さぁ、インシュアテック‐InsurTech- を学ぼう!

当サイト『インシュアテック1年目の教科書』に興味を持ってくださり、ありがとうございます。

このサイトでは、主に保険会社や保険業界で働く方たちのために、今後さらなる盛り上がりが予想される”保険×テクノロジー”の世界について解説をしています。

保険業界のトレンドについて学び、仕事のスキルアップ等にお役立ていただければ幸いです。

インシュアテック ‐InsurTech- とは?その定義

「インシュアテック/InsurTech」とは、「インシュアランス/Insurance」(保険)と「テクノロジー/Technology」を組み合わせた造語です。「インステック/InsTech」とも呼ばれています。

いずれも、IT技術を駆使することで、保険サービスの効率性や収益性を高めたり、革新的な保険サービスを提供する技術多や考え方のことを指します。

インシュアテック/InsurTech とは?

「インシュアランス/Insurance」(保険) +  「テクノロジー/Technology」

最先端のIT技術を取り入れることによって、これまでにない画期的な保険商品やサービス、業務における劇的な生産性向上など、大きな変革を生み出すことが期待されています。

うっちー
うっちー
近年、テクノロジーによって革新的な金融商品やサービスを生み出す「フィンテック/FinTech」が世界中で話題になっていますが、インシュアテックは、保険業界に特化したフィンテックのことを指します。

インシュアテックの具体例

このインシュアテックによるイノベーション(革新)は、すでに国内の保険会社においても日々競争が激化しています。

例えば、インシュアテック関連の保険商品では、以下のような特徴を持った商品が各社から続々発売されています。

【インシュアテック関連の保険商品種類一例】

テレマティクス保険…「テレコミュニケーション(電気通信)」+「インフォマティックス(情報学)」の造語。例えば自動車保険の分野では、契約者の運転状況を自動車に搭載されたセンサーによってモニターし、安全運転をしている人ほど保険料が安くなるなどの仕組みが可能になる。

テレマティクス保険について詳しく知る

健康増進型保険…健康診断の結果やウェアラブル端末を活用し歩いた距離に応じて保険料が安くなったり、その他サービスが受けられるなどの仕組みを持った保険。

健康増進型保険について詳しく知る

上記のような保険商品は、AIと「ビッグデータ」と呼ばれる膨大で複雑なデータを活用することで、従来には実現できなかった”個人ごとの個別な保険料”の設定を可能にしています。

また、インシュアテックは、保険商品やサービスだけでなく、バックオフィスでの事務作業においても、まさに”革新的”と言える力を発揮します。

インシュアテック関連のバックオフィス導入事例】

●RPA(ロボティックプロセスオートメーション)…メールやエクセル、基幹システム等を利用した事務作業を、人間がPC端末を操作するとおりに操作するソフトウェアの導入によって、膨大な事務作業が自動化され、保険会社のバックオフィスでは人員の削減が期待されています。

▶「RPA」について詳しく調べる

2年目社員・あい
2年目社員・あい
 2018年に相次いだ災害では、保険会社は膨大な件数の支払い対応に追われたけど、このRPAの活用によって、大きな業務効率化に成功したそうよ。

このようにインシュアテックがもたらす革新的な保険サービスの提供・劇的な生産性向上は、人口減少によるマーケット縮小・労働力不足が見込まれる日本の保険業界において、大きな希望の光となっているのです。

そのため、保険会社の経営トップたちの第一の関心事も、テクノロジーを活用したデジタル戦略です。

うっちー
うっちー
生命保険分野における国内インシュアテックの市場規模は、2018年690億円、そして、2021年には1,790億円になるとも言われています。(矢野経済研究所による調査)

インシュアテックが、人間の仕事を奪う!?

このサイトをご覧になっている方でも、インシュアテックの盛り上がりがすごいのは分かったけど、本音では、”いやいや、自分の仕事はAIだとかインシュアテックだとか、そんな仕事とはほとんど関係ないからどうでもいいよ”と思っている方もいるのではないでしょうか?

しかし、実は、このインシュアテック、保険業界で働くすべての人が知っておかなければいけない、重大なテーマなのです。

なぜなら、このインシュアテックによって、保険業界の多くの仕事が無くなる!…と言われているからです。

あなたが現在担当している仕事も、あと数年後にはAI(人工知能)に取って代わられる可能性があるのです。

AIに奪われる仕事①:保険会社コールセンターの例

すでに、一部の保険会社では、商品や保険手続きに関する問い合わせの対応の一部を、人間ではなく、ロボット(=「チャットボット」)が行っています。

チャットボットとは、AIを活用した自動対話プログラムのことです。時間を問わず、しかも電話を繋がるのを待つこともないので、保険会社にとっても、顧客にとっても双方に大きなメリットとなります。

ゆくゆくは、「コールセンター」「カスタマ―センター」は、一切なくなってしまう可能性がありますし、少なくとも人員は削減されることに間違いはありません。

うっちー
うっちー
  三井住友海上では、このチャットボットによる顧客対応がすでに開始しています。

AIに奪われる仕事②:顧客への保険プラン提案

また、これまで”義理(G)・人情(N)・プレゼント(プレゼント)”と呼ばれる独特のスタイルを築き上げてきた生命保険の営業ですが、これもインシュアテックによって不要となります。

これからは、顧客のライフプランに合った最適な保険プランについては、保険会社が持つ膨大な蓄積データから、AIが分かりやすく提案してくれる時代になります。

そして、これまで煩雑だった申込手続き、請求手続きも不要になり、webですぐに完結してしまいます。

さて、近い未来、保険営業マンに問われる価値とは、なんでしょうか?

AIに奪われる仕事③:保険業界のすべての仕事

さらに、テクノロジーを活用した保険商品の開発においては、IT業界・ベンチャー企業をはじめ、野心を持った異業種の方との関わりが必須となります。

保険会社が持つ信頼性・ブランド力・資金力は、彼らの格好のターゲットとなります。(…と言ったら、少し語弊があるかもしれませんが)

近年、日々の飛び込んでくる保険関連のニュースは、あの保険会社がITベンチャー企業と提携した…というものばかりなのは気づいていらっしゃいますか?

そう、今や私たちの専門分野だった「保険」は、保険業界で働く人たちだけのものではないのです。

これからは、異業種の様々なプロフェッショナルな方たちとの交渉・コミュ二ケーションを図るビジネス力が問われることになりますが、あなたが保険業界を越えても活かせるビジネススキル・ノウハウ・知識はなんでしょうか?

インシュアテックの波によって奪われるのは、保険業界で働く方たちの仕事すべて…とも言えるのです。

2年目社員・あい
2年目社員・あい
あぁ…私たちが今やっている仕事は、AIに奪われちゃうのかしら?

さぁ、インシュアテックを学ぼう!

インシュアテックがもたらすのは、劇的な生産性向上だけではありません。

技術の革新は、業務効率化による人員削減を推し進める一方で、新しい仕事・雇用も生み出す可能性を秘めています。

しかし、そのためには、保険業界ではたらくすべての従業員が、もっとテクノロジーについての正しい認識を持つ必要があります。

実際問題、サービスを開発している専門知識を持った一部の商品開発部署担当者と、そのサービスを実際に提供している現場社員とでは情報格差があり過ぎるのが現状です。

その結果、誤った情報が飛び交い、多くの従業員が働く保険会社の職場、そしてお客様たちが混乱するケースも珍しくありません。この現象は、ここ数年でインシュアテックが広まるほど、顕著になるでしょう。

今まさに、わたしたちが働く保険業界では、インシュアテックの知識を持ち、それを正しく扱うことができる人材が求められているのです。

うっちー
うっちー
大切なのは、テクノロジ―に向き合うこと。そして、AIには替えられない”人間だからこそできること”を見極めることです。

本サイト『インシュアテック1年目の教科書』で紹介すること

他にも、海外事例やコラムなどを紹介していく予定です!

2年目社員・あい
2年目社員・あい
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