このページでは、ライフネット生命のインシュアテック取り組み事例について紹介いたします!
ライフネット生命は、日本初のインターネット生命保険会社として2008年に創業しました。
創業当初からライフネット生命がこだわっていた”シンプルな保険商品と安価な保険料”、スマートフォンでの”分かりやすい簡単な手続き”は、インシュアテックの原点とも言えます。
ライフネット生命について

会社情報
社名 | ライフネット生命保険株式会社 |
---|---|
設立 | 2006年 生命保険準備会社「ネットライフ企画株式会社」を設立 2008年 ライフネット生命保険株式会社の営業開始 |
取締役会長 | 岩瀬 大輔 |
代表取締役社長 | 森 亮介 |
資本金 | 121億3,680万円 |
所在地 | 東京都千代田区麹町二丁目14番地2 麹町NKビル |
保険料等収入 | 106億1,600万円 (2017年度) |
総資産 | 355億4100万円 (2017年度) |
単体ソルベンシー・マージン比率 | 2,191%(2018年12月時点) |
従業員数 | 151名 |
ライフネット生命のインシュアテック事例
ビジュアルIVR導入
ライフネット生命では、2019年2月より、コンタクトセンターでの「ビジュアルIVR」を導入しました。
コンタクトセンターとは、商品の説明や契約手続き、保険金請求などのを行うためのコールセンターのことです。
そして、「IVR」(Interactive Voice Response)とは「自動音声応答装置」のことです。
「ビジュアルIVR」とは、電話で問い合わせをした顧客のスマートフォンの画面上に、 ご相談内容の一覧を表示することで、視覚的に希望のメニューに案内することが可能になります。
具体的には、コールセンターに問い合わせを行い、音声ガイダンスによる案内に従ってビジュアルIVRによる対応を希望すると、専用 URLが記載したSMS(ショートメッセージサービス)がスマートフォンに届きます。そして、そのURLをタップすることでサービスメニュー画面にアクセスすることができ、スマートフォンによる視覚的な操作で希望に沿ったサービスを選択することができます。
視覚的な操作が可能となり分かりやすい…という点もメリットではありますが、コールセンターがこのビジュアルIVRを導入する背景には、電話オペレーターへの繋がりにくさを解消する目的もあります。電話オペレータ―を介さずwebによる手続きや確認を行っていただくことで、お客様を長時間お待たせしてしまうことをなくすことができるのです。
また、企業側としては、音声ガイダンスとスマートフォン手続きによってお客様対応が完了してしまえば、電話オペレーターの稼働も減らすことができます。実際、ライフネット生命では、このビジュアルIVR導入によって、夜22時までだった平日の営業時間が、20時までと短縮されることになりました。

RPA導入で業務の一部自動化
RPAとは、「ロボティックプロセスオートメーション」の略で、メールやエクセル、基幹システム等を利用した事務作業を、人間がPC端末を操作するとおりに操作するソフトウェアの導入によって、膨大な事務作業が自動化され、保険会社のバックオフィスでは人員の削減が期待されているシステムです。
ライフネット生命では、まずは以下の業務を皮切りにRPAを導入していくとのことです。
<div class=”simple-box4″><p>
●資料請求いただいたお客さまのうち、電話や資料等によるフォロー対応が必要なお客さまデータの 整理
●入電数や架電数把握のための日次データの集計や分析 </p></div>
LINEの活用
ライフネット生命は、SNSアプリのLINEを活用したサービスを展開しています。
2016年7月に、LINE上での有人型による保険相談を開始。
そして、2017年1月からは、チャットボットによる保険見積や診断サービスも開始し、見積件数は1.5倍にも増えたといいます。
その他の保険会社のインシュアテック事例
▶日本生命のインシュアテック事例
▶明治安田生命のインシュアテック事例
▶住友生命のインシュアテック事例
▶第一生命のインシュアテック事例
▶東京海上日動あんしん生命のインシュアテック事例
▶アフラックのインシュアテック事例
▶エヌエヌ生命のインシュアテック事例