保険業界の歴史

【保険業界 温故知新】第一回 明治生命館を見学してみた

当サイト、『インシュアテック1年目の教科書』では、保険業界の歴史にまつわる話題や歴史あるスポットを紹介していきます。

第1回目の今回は、日本の重要文化財である建築物“明治生命館”についてご紹介します!

明治生命館は、その美しい建築物としての魅力だけでなく、戦後、あのGHQのマッカーサー元帥が演説をしたという対日理事会の会場にもなった歴史的な意味のある場所でもあります。

2年目社員・あい
2年目社員・あい
明治生命館?明治生命?松岡修造さんがCMをやってるあの明治安田生命の建物のこと?

そう、明治生命館は、現在の明治安田生命が所有する建物です。

ちなみに明治安田生命は、日本で最も古い生命保険会社・明治生命を源流に持つ保険会社です。

今から約140年前、1881年(明治14年)に福沢諭吉の弟子・阿部泰蔵氏によって明治生命が開業し、2004年に安田生命と合併し、現在の明治安田生命保険相互会社となりました。

今回は、そんな歴史ある生命保険会社とともに激動の時代を駆け抜けてきた歴史的建造物・明治生命館についてご紹介します!

うっちー
うっちー
館内の写真もたくさんありますよ♪

「明治生命館」とは?


明治生命館は、東京・丸の内、現在の明治安田生命の本社ビルに隣接しています。

皇居のお堀の前に堂々とそびえ立つこの異国情緒あふれるこの建物は、1997年(平成9年)5月、昭和期の建造物としては初めて国の重要文化財に指定されました。

2001年(平成13年)には改修工事を行い、隣接地に30階建ての明治安田生命ビルを建設し、一体的に利用することで保存されています。

そして、現在も明治安田生命保険の本社屋の一部として利用されており、1階にはお客様ご相談センターが設けられています。

明治生命館の歴史

1928年(昭和3年)、明治生命の業務拡大に伴い、当時の三菱第2号館に隣接する新社屋を建設することが計画されます。

しかし、その後、設計者の案によって、三菱第2号館を取り壊し、その跡地に明治生命館が建設されることが決定。

その設計者とは、当時の建築学会の重鎮であった東京美術学校(現、東京芸術大学)の教授・岡田信一郎氏です。

岡田信一郎氏は、”様式建築の名手”と呼ばれ、大正から昭和初期にかけ、歌舞伎座・ニコライ堂修復・日本銀行小樽支店など多く作品を手掛けた人物です。

施工は、現在でも有名な竹中工務店が担当し、1934年(昭和9年)3月に完成しました。

ちなみに、明治生命館の建設に伴い、取り壊されることになった三菱第2号館は、東京海上火災保険会社、明治火災海上保険会社、明治生命保険会社の本社として使用されてきました。

うっちー
うっちー
東京海上は、1918年(大正7年)に、東京・丸の内に東京海上ビルディングを建設。現在もこの明治生命館と同じ並びにありますね。


外観は、ギリシャ神話を思わせるエンタシス(膨らみ)の柱や格式高そうな雰囲気のある施しがされています。

金属装飾は、戦時中の金属供出の際に多く持って行かれてしまったそうですが、現在は復元されてます。

2年目社員・あい
2年目社員・あい
へぇ~丸の内にこんなオシャレな建物あったのね!日本じゃないみたい!

明治生命館を見学してみた

明治生命館は、なんと無料で見学ができてしまいます。

現在も本社屋の一部として使用されていることから、平日(月・火を除く)は見学できるスペースに限りがあります。

そのため、見学をするなら土日がオススメです!

一般公開日

●土・日曜…11:00~17:00
●水・木・金曜…16:30~19:30
※水~金曜(祝日は除く)は、2階の一部と1階ラウンジのみ。
※12月31日~1月3日およびビル電気設備定期点検日は休館。
※2019年ゴールデンウイーク期間中は通常の一般公開日に加えて、下記の期間も明治生命館を公開。
…4/27(土)、28(日)、5/1(水・祝)~5(日・祝)、11:00~17:00(最終入場16:30)

参考リンク:明治安田生命公式HP

うっちー
うっちー
それでは明治生命館に、潜入してゆく!

まずは1階ラウンジへ

少し薄暗い感じもある入り口を進んでゆくと、

そこは…

そこは…


“ラウンジ”だった…!

バッハの『G線上のアリア』なんかがBGMとして流れちゃってるからたまらない。

当時の模型。

パネル。

続いて、エレベーターで2階に上がってゆきます。

エレベーターを上がり、2Fフロアへ 

レトロな感じのエレベーター。
古き良きあの時代へタイムスリップしてしまいそう…。

エレベーターのスイッチ類…。
今はこのスイッチは使いませんが、触りたい衝動に駆られます。

エレベーター内。

 

2Fもオシャレ!

“オシャレ”という言葉しか出ない語彙力・知識不足に、反省。

格子の下を覗くと、現代風のオフィススペースがある。たしかに現在も使用しているんですね。ミスマッチだけど…。

動画もあります。

天井には何やら穴がボコボコ。
これは、石膏で作られた”ロゼット”と呼ばれる花飾り。

地味ですが、ゴミを吸い取るためのバルブ。

現代風のギャラリースペースも。


順路に進んでいくと「会議室」。

マッカーサー元帥が演説をした会議室へ

続いて会議室へ。
この会議室は、あのマッカーサー元帥が演説をしたという場所。

明治生命館は、1945年(昭和20年)9月12日から1956年(昭和31年)7月18日までの間、アメリカ極東空軍司令部として接収され、その間、1952年(昭和 27年)まで、2階の会議室が連合国軍最高司令官の諮問機関で対日理事会の会場として使用されました。

暖炉。この場所で、あのマッカーサー元帥が演説をしたのです。

空調のつまみ。

2Fフロアの見どころ

もちろん、マッカーサー以外にも見所はあります。

食堂ですって。
保険会社員や銀行員って、かなり格式高かったのかな?

こちらは配膳のための昇降機でしょうか。

メールシュート。ある意味、自動式。

健康相談室。保険に入るためには、健康状態のチェックが必要なのは今も昔も変わらないのですね。

階段を下りて、ふたたび1階へ。

オフィスフロアの1階には、アンモナイト!?

平日は、実際の業務に使用しているスペース。
こんなところで仕事ができるなんてうらやましい…。
右横のパネルは?…ま!松岡修造!

おや、この看板…下の矢印は?

大理石の床には、なんと二億年前のアンモナイトの化石も!

大理石がすごいのか、アンモナイトがすごいのか…

明治生命館の外観

明治生命館は、内部だけでなく外観もすごい。

その一部をご紹介。

これはちょうど明治生命館と明治安田生命ビルの“つなぎ目”の部分。

そして、明治生命館のウラ側には、明治安田生命本社ビルの入り口。

明治生命館は、仕事帰りやGWにもオススメ!

今回は、保険業界にも、歴史的にも非常に重要な意味を持つスポット・明治生命館について紹介しました。

見学は無料ですので、丸の内に来た際は、仕事帰りなどにふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

ゆったりしたエレガントなスペースで、歴史も学べることができるので、少し賢くなった気分に浸れてオススメです。

ただし、くれぐれも平日(月・火を除く)は見学できるスペースに限りがあるので、しっかり見学したい方は土日がオススメです。

一般公開日

●土・日曜…11:00~17:00
●水・木・金曜…16:30~19:30
※水~金曜(祝日は除く)は、2階の一部と1階ラウンジのみ。
※12月31日~1月3日およびビル電気設備定期点検日は休館。
※2019年ゴールデンウイーク期間中は通常の一般公開日に加えて、下記の期間も明治生命館を公開。
…4/27(土)、28(日)、5/1(水・祝)~5(日・祝)、11:00~17:00(最終入場16:30)

今後も当ブログでは、不定期ではありますが【保険業界 温故知新】として、保険業界の歴史にまつわる話題や歴史あるスポットを紹介していきます。

うっちー
うっちー
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