テクノロジーを学ぶ

いま話題の「RPA」って何?金額は?保険会社の導入事例も紹介

RPA?何それ?おいしいの?

RPA(アールピーエー)とは、「Robotic Process Automation(ロボティックプロセスオートメーション)」の略称です。

RPAは、人間がコンピューターを使用して行っている作業を自動化することで業務の支援を行う仕組みのことを言います。

メール・エクセル・基幹システム等を利用したバックオフィスの事務作業を、人間がパソコン端末を操作するとおりに操作するソフトウェア(RPA)を導入することによって、膨大な事務作業を自動化することが可能になります。

しかし、”作業の自動化”という意味では、EXCELのマクロなどの従来のツールにも数多く存在していました。

RPAが注目されている点は、“専門知識がなくても扱える”、”様々なソフトウェアをまたいで複数の作業を一度に自動化できる”、”既存のシステムを活用できる”…といった高い利便性です。システム部などITに関する専門的な知識を持っていない一般の部門で働くスタッフも扱えるシステムなのです。

RPAは、人間とは異なり、スピ―ディ―かつ正確で、24時間フル稼働させることができます。

世の中で“働き方改革”が叫ばれる昨今、業務の生産性向上のための手段として大きく注目を浴びています。

RPAの導入は、最新テクノロジーの活用による話題性だけでなく、労働時間の削減も期待することができるため、企業にとっては”2度おいしい”といった考え方もできます。(もちろんコストはかかりますが)

また、昨年2018年は、大規模な自然災害が相次いで発生。
私たちの保険業界でも、保険金の支払い総額は東日本大震災のそれを越え、膨大な件数の対応に追われたことはまだ記憶に新しいところです。

災害対応で人員が不足する中、大手損保では、このRPAが業務効率化に大きく貢献したという実績もあります。

今後予測されている人口減少による労働力不足の問題にも、このRPAの活用は大いに期待されています。

RPAって何ができるの?

RPA関連の書籍『いちばんやさしいRPAの教本』(著:進藤圭/株式会社インプレス)の言葉を引用すると、RPAが得意とする業務は「頻度が多く、大量に発生する作業」
そして、「決められた操作を繰り返し行う」ことも得意な業務と解説されています。


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以下は、上記の書籍にも記載されているRPAが得意とするオフィス業務の具体例です。

RPAは、単純だけど面倒な作業に向いてる!

●交通費精算確認業務
●見積発行業務
●請求書データ入力作業
●勤怠管理データ入力作業
●問い合わせ対応
●人事評価管理業務
●連絡督促業務
●メール送受信業務
●原稿掲載などの入力業務
…等

また、RPAの着目すべきポイントの1つが、シンプルに自動化を図るためのツールであるという点です。

RPA導入のために、わざわざ既存の業務のフローを変更を行ったり、新たにシステム改修を行うといったリスクも少ないという点で、比較的導入のハードルが低いのです。

RPAの導入事例は?-日本生命の例

保険業界でのRPA導入の事例を紹介しましょう。

そもそも保険業界では、業界全体としてデジタル戦略を強化していますので、どの保険会社も、その取り組みの一環としてRPAを導入もしくは検討しています。

その中でも、特に有名なRPA活用事例が日本生命の取り組みです。

日本生命では、2011年頃からRPA導入のテストを開始し、2014年から業務への本格的な導入を開始しました。

そして、2018年3月末時点では、東京本部で合計2種類計6台のRPAが、26の業務を担当しています。

具体的には、RPAテクノロジーズが提供するソフトウェア・ロボット「BizRobo!」を導入し、まるで人間(?)のように“日生 ロボ美”と名付けられ、銀行窓口業務における入力作業を担っています。


画像:日本生命公式HPより

従来、日本生命では、保険加入者から返送されてきた書類は人間の手によって入力をしていましたが、この“日生ロボ美”の導入によりバーコードで情報を読み取りデータ化することで、入力を自動化することが可能になりました。

また、人間が入力していた時はミスのないよう二重チェックを行っていましたが、この“日生ロボ美”の導入によって、その工程も不要になったとのことです。

ちなみに、ロボットに名前を付けたのは、“ITの導入によって仕事を奪われる”というオフィス内での悪いイメージを払拭するためだそうで、専用のデスクを用意したり、入社式を開催するなどの徹底ぶり。

そして、この日生ロボ美の導入によって、20~25名分の作業を効率化することができたとされています。

で、RPAっていくらかかるの?

うっちー
うっちー
PRAのメリットはなんとなく分かったけど、気になるのが、そのお値段ですよね?(通販番組風に)

2年目社員・あい
2年目社員・あい
あまりにも高いんじゃ、いち現場社員では提案できないわよ…
うっちー
うっちー
なんと、RPAの導入にかかる費用 …
2年目社員・あい
2年目社員・あい
うん、うん…

うっちー
うっちー
いくらだと思います?

2年目社員・あい
2年目社員・あい
え~ いくらくらいだろう? でも、こんなに便利なんだから、きっとお高いんじゃないの?
うっちー
うっちー
そう思いますよね。でも、聞いて驚かないでくださいよ …
2年目社員・あい
2年目社員・あい
え~ ドキドキしてきた~

うっちー
うっちー
お値段は …  … …

2年目社員・あい
2年目社員・あい
… ドキドキ
うっちー
うっちー
…ジャン!ピンキリです(・∀・)

あ、すみません。失礼いたしました。

まぁ、でもピンキリなんですよ。

具体的には、無料のものもあれば、年間で数十万円のものもありますし、数百万円で買い切りのものもあれば、開発から含め1千万円かかるものもあります。

ちなみに、日本生命が導入した「BizRobo!」は、導入タイプによっても異なりますが、基本的なプランで年間720万円かかる…という情報も。

『いちばんやさしいRPAの教本』では、RPA導入にあたってのコストの考え方なども解説しています。


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まずは身の周りで「自動化」できる業務を探そう

という訳で、今回は、いま話題のRPAについて紹介しました。

みなさんのオフィス業務には、RPAを取り入れることができそうでしょか?

ある程度のコストがかかるという点で、現場社員からの提案する心理的ハードルはあるかと思いますが、テクノロジーを活用した業務効率化は、経営陣であれば誰もが気になるテーマです。

提案したら意外とすんなりOK!といった可能性が、今このタイミングなら高いかも!?

いずれにしても、まずは自身が日常の担う業務の中で、”自動化”できそうな業務を洗い出してみるのが最初のステップです。

RPA関連のおすすめ書籍

ちなみに、私自身も、RPA導入にあたって、経営陣にプレゼンするための提案書を作成している真っ最中です。

提案にあたっては、少なくともRPAについてのおおよその知識も必要となります。

以下は、私自身も実際に提案書を作成する際の参考知識として活用した書籍です。

~『いちばんやさしいRPAの教本』人気講師が教える現場のための業務自動化ノウハウ~


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タイトルの通り、RPAについてやさしく学べる入門書です。

“これからRPAを導入しようと考えている人たちが、一番知りたいポイントに絞って解説している”というだけあって、どんな業務に自動化が向ているのか?どんな製品・サービスがあるのか?具体的なコストの考え方は?といった活用に際しての実践的な知識を学ぶことができます。

技術的な話はできるだけ避け、丁寧に解説をしてくれているので、エンジニアの方ではない一般のサラリーマンでも簡単に読み進めていくことができます。

自らを“RPAしくじり先生”と呼ぶ著者・進藤圭さんは、これまで10年以上もRPAに向き合い失敗も成功も積み重ねてきたRPAのプロフェッショナルです。

CONTENTS

●Chapter1:RPAの全体像を眺めてみよう
●Chapter2:RPAでできることを知ろう
●Chapter3:RPAで成果を出すための事前準備
●Chapter4:実際にRPAを使ってみよう
●Chapter5:RPAの導入計画を立てよう
●Chapter6:RPA稼働までの流れを知ろう
●Chapter7:RPA運用のポイントを知る
●Chapter8:成功事例に学ぶRPAの効果

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