歴史

新1万円札・渋沢栄一の「渋沢史料館」に行ってみた

東京都北区西ヶ原・飛鳥山公園内にある『渋沢史料館』は、渋沢栄一の活動を広く紹介する博物館です。

渋沢栄一が新1万円札の肖像画として採用されることが発表された4/9(火)当日、さっそく勉強と趣味を兼ねて『渋沢史料館』に行ってきました!

“平日なのに暇人か!”

…と思われても仕方ありませんが、この『渋沢史料館』が敷地内にある飛鳥山公園は、桜の名所として有名な場所でもありす。

あとわずかで散ってしまう桜の花見がてら、行くなら今日!と、仕事の合間を縫い行ってきたのでありました。

「渋沢栄一」って誰?


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そもそも、”渋沢栄一って誰?”と思う方もいるかもしれません。

渋沢栄一は、”日本資本主義の父”と呼ばれ、日本最古の銀行である第一国立銀行(現・みずほ銀行)、東京瓦斯(ガス)、東京証券取引所キリンビールサッポロビール東洋紡績秩父鉄道京阪電気鉄道東京慈恵会日本赤十字社一橋大学東京経済大学…といった様々な企業や学校の設立・経営に関わってきた偉大な人物。

約500もの企業の設立に関わり(!)、約600もの教育機関・社会公共事業の支援を行ってきた(!)と言われています。

渋沢栄一は、私が現在働いている保険業界でも偉大な功績を残した人物で、今からちょうど140年前の明治12年(1879年)、三菱財閥の岩崎弥太郎らとともに、日本で最初の保険会社・東京海上保険会社(現・東京海上日動火災保険株式会社)を設立した人でもあります。

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渋沢栄一について、もう少し詳しくするならコチラの記事!
『東京海上創業者・渋沢栄一が1万円札の顔に!…で、渋沢さんて誰?』

渋沢栄一が晩年を過ごしたゆかりの場所

今回私が訪れた渋沢史料館は、渋沢栄一の生涯と事績に関する資料を収蔵・展示した博物館です。

ちなみに渋沢栄一の地元は、現在の埼玉県深谷市です。

そのため、テレビで取り上げられる“渋沢栄一ゆかりの地”は深谷市が多いのですが、この渋沢史料館が建てられた現在の飛鳥山公園の一角は、渋沢栄一の旧邸「曖依村荘」があった場所です。

かつて渋沢栄一が晩年を過ごした場所が、この土地なのです。

 

飛鳥山公園は、まだなんとか桜が咲いてくれていました。

晩年の渋沢は、こんなにも素晴らしい景色に囲まれた場所で、いったいどんなことを考えて過ごしていたのでしょうか?

いざ、渋沢史料館へ

渋沢史料館の入場料は、一般300円、小中高生100円です。

300円で、渋沢史料館のすぐそばにある「青淵文庫(せいえんぶんこ)」と「晩香廬(ばんこうろ)」にも入場が可能です。※青淵文庫と晩香廬については、のちほど。

さすがに新1万円札に採用されることが発表された当日に行ったため、メディアの方が出入りしていたり、女子アナなんかも撮影に来ていました。

で、肝心の史料館内部ですが、ほとんどの場所がカメラ撮影禁止でした。

 

唯一撮れる場所は、2階のここ。

しかも、桜のシーズンだけだそうです。

なので、無料のパンフレットで少しでもイメージを。

いわゆる普通の史料館ではありますが、渋沢は江戸~明治~大正~昭和という激変していく時代をまたにかけて生きた人物。彼に関連する書物やパネル展示を通しても、日本の近代化の様子が伝わってきました。

ちなみに保険業界に関わるものでは、「東京海上保険の決議」といったタイトルの史料も展示されていましたよ。

青淵文庫と晩香廬

渋沢史料館のそばには、「青淵文庫(せいえんぶんこ)」「晩香廬(ばんこうろ)」という建物も残っています。

渋沢史料館の入場券があれば、どちらも無料で館内に入ることができます。

が、やはりこちらも基本は写真撮影NGでした。

青淵文庫(せいえんぶんこ)

青淵文庫は、1925年、渋沢栄一の傘寿(80才)と子爵(ししゃく)に昇格したお祝いに、竜門社(現・公益財団法人 渋沢栄一記念財団)が贈呈した書庫です。

ステンドグラスや装飾タイルが美しい、立派な建物です。

外部からの写真。

内部は唯一撮れたのが、この1枚。

晩香廬(ばんこうろ)

晩香廬は、1917年、渋沢栄一の喜寿(77才)のお祝いに、清水組(現・清水建設)によって送られた洋風の茶室です。

外観からの写真をいくつか。

 

内部は写真が撮れないので、パンフレットで。

近くには、渋沢栄一の記念像もありました。

ということで、今回は、渋沢史料館についてご紹介させていただきました。

館内の写真撮影がNGの場所が多く、あまり雰囲気が伝えられないのが残念でしたが、きっとお客さんの来館が増えるにつれて色々な変化があるのではないか…と思っています。

飛鳥山公園の桜を楽しみながら渋沢史料館にも行ってみたい!…という方は、桜がまだわずかに咲いている今週か、桜が満開の3月末頃(来年ですが)がオススメです。

渋沢史料館

●開館時間
【渋沢史料館本館】  10:00~17:00(入館は16:30まで)
【晩香廬・青淵文庫】 10:00~17:00(入館は16:30まで)

●休館日:
・月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)
・祝日の代休(祝日・振替休日の後の最も近い火曜日~金曜日の1日)
・年末年始(12月28日~1月4日)
・その他臨時休館日

●アクセス:
・JR京浜東北線王子駅南口下車/徒歩約5分
・東京メトロ南北線西ヶ原駅下車/徒歩約7分
・都電荒川線飛鳥山停留所下車/徒歩約4分
・都バス飛鳥山停留所下車/徒歩約5分
・北区コミュニティバス飛鳥山公園停留所下車/徒歩約3分
・※駐車場はありませんので、公共の交通機関をご利用下さい。

●その他
・旧渋沢庭園は入園無料です。
*入園時間は、季節により変わります。
・3月~11月: 9:00より16:30まで
・12月~2月: 9:00より16:00まで

▶詳しくは、渋沢史料館のHPをご確認ください。

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